深層シンリ×ハンター

思いつきとハンターハンターについて書くブログ

経済を殺さず新型コロナをしのぐ方法

前回の日記で書いた、新型コロナウイルスの脅威を認識しつつ、日常生活を取り戻す方法について。従来の考え方とは全く違う、自分なりの「新しい生活様式」です。

そもそも、みんなが等しく行動を制限するのがおかしいと考えるために考えた対案です。:年金をもらっていて、社会に出なくても生活が可能な人と、将来設計や積極的な社会との関わりが必要な世代(仕事や勉強の必要がある人たち)では、制限の重みが全然違うはずです。

 

まず、上記を区分けするための説明です:

現役世代をA、リタイア世代(基本的に定年後)をBとする。

また、自分以外に家族や社会生活にて現役世代と関わる場合をa、同じくリタイア世代と関わる場合をbとする(bの場合はaを含む)。

また、Bbには、若くても「内臓疾患や健康面など不安のある人」を含む。

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Aa: 自身が現役、主に現役世代のみと関わる

Ab: 自身が現役、家族や行動範囲にリタイア世代がいる

Ba: 自身がリタイア世代、自分以外は主に現役世代である

Bb: 自身や周りがリタイア世代

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上記を条件並びに前提として、それぞれのグループごとにどのように生活すべきかを考える。

まず、Aaの人たちは感染には気を付けつつ、通常通りの社会生活を送ってもらう。

Abの人たちは、普段の生活における感染とリタイア世代との接点に気を付け(減らせるなら減らし)、可能な範囲で社会生活を行う。リスクが高いようであれば、行動を自粛する。

Baは、現役世代からウイルスをもらう可能性に十分に気を付け、自身は行動が把握できて信頼出来る人とのみ関わるようにし、社会との接点を減らす。(同じく自粛)

Bbの人たちは自身で社会との関わり、特に現役世代との接点を極限まで減らす。
・・・健康な無症状の現役世代などから感染し、自分も周りの人も守れない恐れがあるため。

リスクはAa>>Ab>Ba>>Bb となり、仮に市民がAaのみの社会であれば、今の日本の状況は、経済性>罹患のリスクと言える。(ピーク時の欧米は都市封鎖で正解と思う)
そのため、Aaグループは動いて構わないが、逆にBbグループは当分動かないようにする。

 

施設・イベント等は、人が集まり密集状態(満員電車やプロスポーツ観戦等)になるものは、しばらく様子見で、そうならならないものから順次解除。

百貨店などはオープンして構わないが、B世代向けには平日限定にしてもいいかもしれない。

A世代とB世代を完全に分けたイベント等も考えられる。

 

これを6月から10月まで実施し、様子を見る。おそらく11月頃には再度のウイルス感染の波が来るので、感染が増えるようであれば、地域レベルの行動規制をかけるようにする。

長期的には、Aa/Abの人たちが集団免疫を獲得するのを目指す。

Ba/Bbの人はワクチンや効果的な治療法(例えばアビガンの十分な配備と投与手段の確立)を待つ。

命の危険という点では、60代以上が危ないというので、その世代が極力気を付けるようにすれば、致命的なことは起こりにくい。若い人のみであれば、ホテル等のバックアップも増えた今は、たとえクラスターが出ても医療崩壊までは行かないで耐えられる。

 

気を付けないといけないのは60代の現役社会人の人。本来健康な人も多いが、新型コロナは肺や内臓の衰えに対しては凶悪で、たとえ健康な人であっても致命的なようなので、人と良く接する仕事なら、働くのをしばらく止めることを考えたほうが良いかもしれない。壮年の持病持ちや喫煙者は本当に危ないと思う。
(専門家含め、働いている人に対してこのあたりの指摘が少ない気がします。下手すると仕事でウイルスもらって死にますよ。)

 

ちなみに10代以下は、実はほぼリスクはない。若年層は免疫が不完全な関係で、罹ってもインフルエンザよりも重くはならない。

小中学校も再開しても、問題ないと考える。地域が限定されていて、子供がウイルスを広めることは考えづらい。

媒介にはならないよう高齢者と関わらないことが大事で、都会の核家族なら大丈夫でしょう。(家庭内で大人が子供に移すリスクの方が高いかと)

 

以上、私のアイデアです。これなら、しばらく社会が元には戻らない中でも「健康で文化的な最低限度の生活」はできると考えます。

申し訳ないですが、社会をリタイアしている方々には、年金をもらえる代わりにこの状況が落ち着くまで大人しくしておいてほしいと思います。(旅行やスポーツクラブや、暇つぶし・井戸端会議代わりの病院には行かないでください。)
もちろん最低限度の生活は送ってもらえたら、と。

定年まで全うした団塊世代は、戦争も経験してないし経済的には勝ち組なんで、それぐらい耐えてくれ。今が戦争だ。
(…現役世代は今後、気候変動問題も加わり、これから長らく辛い生活だと思う)

 

逆に、こういう風にしないと、コロナには打ち克てても経済が回復不能なほどの大きな犠牲を払うことになります。

新型コロナのリスクと、経済面のリスク、両方を考えて現実的な策を考えないと、社会が壊滅的に。冬のボーナスは大幅減、民間の社会人みんなが苦しむ年末が来ます。(公務員はいいなあ…。)

 

このウイルスは、季節性感染症じゃなく6月に自然に消えるわけでもないのだから、社会全体の引きこもりでなく、どこかでウイルスのリスクを踏まえた生活を考えないといけない。

もっといい案があれば教えてほしいし、もっと誰か偉い人が言ってくれ、って思う。出口戦略は大阪府知事が言い始めたけど、他にはほとんど出てこない。

偉そうにプロンプターの文章を読んでいる総理、あるいは専門家は、この状況の打開のためにどうするつもりなんだ、と。

単に自粛を続けろと言う、政府や首長や専門家やコメンテーター、そしてメディアに対する、”異論 反論 OBJECTION!"のつもりで書きました。

 

(5/6初版、5/7追記)