深層シンリ×ハンター

思いつきとハンターハンターについて書くブログ

2022年振り返り

新年ですが、いろはで社会の2022年を振り返る、毎日新聞の社説欄を転記します。

毎日新聞 2022年12月31日朝刊1面より)

みなさんはどれだけわかりますか?

※いろはにほへと・・・で並んでいるものです。自分の趣味です。

 

いいね!押せぬ買収
論より国葬
ハロウィーン梨泰院暗転
2世の苦悩
ポイントでは増えマイナ
ヘジャブの強制いらん
トランプ節に陰り

中国揺らす白いデモ
リアルやめたバース
抜いた宝刀、質問権
ルースも脱帽の二刀流
王様超えた村神様
悪い円安かわせぬ介入
カラの水筒悲し

余韻も倍速タイパ世代
玉手箱に水あった!
歴史に学ばぬ安保転換
そうだ、きょうも節電
詰み重ねて藤井5冠
音を上げたい値上げ
内閣壊造

ラニーニャであちーニャ
無為無策で進む少子化
打ち出の予備費
威核行為
のけぞった日銀利上げ
汚職の祭典
クイーンの長い休息

やうやう黒くなりゆく山際
枕ことばは「3年ぶり」
原発怪奇現象
部活も民活
50年前はちむどんどん
栄冠はみちのくに輝く
点字毎日ともす1世紀

青きサムライに熱狂
最長首相の無念
記録的短時間ミサイル情報
夢に見た11年ぶり帰郷
メッシ奉公
三十一文字に思い託すZ世代
知床無情

え~YOUもスマホ不通?
被災地置き去り防衛増税
燃え尽きた闘魂
線路は細るよ150年
素顔で会える日いつ
きょうも待つウクライナの平和

 

 

ハンターxハンター再開?

冨樫義博氏がツイッターにて連載再開に向けた原稿づくりをしているとのことを公表している。

 

このページも、そもそもハンターxハンターのややこしいシナリオを整理しようとして始めたので(ややこしすぎて、まとめるの無理!ってすぐなったけど)、

今後どうにかしないといけないかなぁ、と思いつつ、再開を待ちます。

 

昔と違って毎週ちゃんと話を追いかける気力もないなぁ(苦笑) もう、どう進んでいたかなど色々忘れちゃったし。

 

ではでは。

 

ウクライナ情勢の先

*今回の記事は妄言なので、現実性のない文章として読んでください。

 

ロシアのウクライナ侵攻から10日弱が経つけど、この戦争状態がいつまで続くか、どう終わるかが読めない。

世界の経済制裁パラリンピック除外など、経済・文化面でのロシア排除が進んでいるけど、それでこの侵攻が終わるか、と言うと難しいのでは。

むしろそういう面での圧力しか加えられないのは世界の限界を見せているし、ロシア側としてはウクライナの首都を落として政権崩壊させるしか手がなくなってしまうのではと思う。

(個人的には、プーチン政権に関連していないロシア国民が直接痛みを負う「制裁」は、実質独裁政権の国には通用しないし、国民を苦しめるだけではと思う。)

 

そして、怖いのは、ロシアが核を使うのではないかということ。

最悪、かつあり得るケースでは、ウクライナの攻撃に使うのではなく、直接欧米を狙うのでは、と考えている。(ウクライナでは、自国の地上部隊が展開していることを考えると安全に攻撃できる場所がなく、混乱が深まるのでないでしょう。)

 

狙うのが欧米という場合、直接都市を攻撃するのではなく、EMP攻撃という方法である。

 

EMPとは、Electro-Magnetic Pulse、電磁パルスのこと。

核ミサイルを使った方法では、大気圏より上で核爆発を起こすことで、大気中の磁場を狂わせ電磁波の異常を起こして、大電流が地上に向けて発生するという仕組み。この爆発では、地上の人間には直接には何の影響もないが、磁場・電波の異常は半径数百キロの円状に及び、そのエリアのあらゆる電化製品が一瞬にして壊れるという。

コンセントに繋がっていたらもちろん、通常状態のスマホなどもやられてしまうとのこと。

*太陽の異常でも起こりえる現象なので、興味ある人は調べてみてください。

 

自分の頭の中の想像だと、

アメリカの東海岸、西海岸上空に一発ずつ

・ロンドン~ブリュッセル間の上空(ドーバー海峡あたり)に一発

をほぼ同時に爆発させたら、欧米の社会がが一瞬でマヒして、おそらく現代の人々の生活も終焉となります。

軍事・基幹インフラはこれを想定して耐えられるかもしれませんが、市民生活が一気に産業革命前(日本だと江戸時代)レベルまで落ちます。もちろん全域がやられるわけではないけど、残った都市に人がなだれ込んでひどいことになるでしょう。(なお、車も電車も動かないと思います。)

 

通貨のデフォルトなど、政権やロシア国民の生活が保てないほどまで追いつめられた場合、地獄への道連れとするかの如く、この攻撃を欧米に対して仕掛ける可能性がある。

そんなことが起こったら、ロシアへの経済封鎖よりもはるかに大きな返り血となり、影響を受けた地域は1850年に戻るとともに、世界的にも資本主義・第二次大戦後の現代社会が終わるとも言えると思います。

 

もし攻撃を受けたら欧米が反撃してロシアが崩壊するからやるわけない、という考えもありますが、もしEMP攻撃が発生したら被害が甚大すぎて、関係国は兵力となる人員を全部人道支援・復旧に回さねばならない(電気も水も物流も全部止まるので、生存が危ぶまれます。)し、相手であるロシアは広大で、首領であるプーチンがいて軍の指揮系統が生きている限りは、戦争になってもすぐには終わらない。第二、第三の攻撃があるかも、と考えた場合、欧米側からうかつに反撃すらできない(すでに被害が甚大で、意味もないと思われる)。

 

ちなみにロシアからの攻撃方法としては、アメリカの両海岸には、原子力潜水艦2艦からのミサイルが1発ずつでよく、ヨーロッパでは、バルト三国南のロシア領地からミサイルを打つと、おそらく迎撃できないと思っております。

(核攻撃用の原潜が常に控えているのは知っているのですが、こういう形になるのかは勝手な想像なので、どなたか詳しい人いたら教えてほしいです。)

 

日本はどうなるかと言うと、おそらく大丈夫(攻撃を受けるか、という意味では)。
ロシアを攻撃するような戦力はないのと、近くに中国があるため、そこに直接影響が及ぶようなことはできないので、あくまで狙いは欧米になる。

 

世界経済、というか現代の人類が、現代的な生活をする地域ほど壊滅的な被害を受けることになるけど、そんなことにはならないでほしい。

そうなる前に誰かが止めるしかないんだけど、誰も猫に鈴をつけられず、止めることはできない状況が今の状態。

 

もちろんロシアをそのままにできないけど、主に欧米が、政権以外の部分にも圧力をかけ、ロシアの経済・人までを全否定して、ウクライナを支援することが必ずしもいい方向に導くとは思えない、ということを記録しておきます。

プーチンはロシアの秀吉か

ロシアのウクライナ侵攻から約5日。

プーチンの判断がおかしいと言うのが内外で出ているらしいけど、晩年、朝鮮半島を奪おうとした豊臣秀吉に似てる感じがした。

秀吉は国中厭戦ムードだったのに、最期まで中国を目指していた。

プーチンは、心身に変調をきたしているのではとの噂。
頑固ジジイになって周りの声を聞かなくなっているのだろうか。

まだ戦争は続いているけど、今度の金曜にはパラリンピックが始まります。そこまでには終わると予想。
批判がますます強まるのと、春が来て軍の維持が難しいのも理由ですが。

早くロシアには撤兵して戦争終わらせてほしいです。

SDGsと言う勿れ

SDGsという言葉が、今世の中に多く出回っている。スーツの襟に丸くて放射状のカラフルなマークを付けているビジネスマン人を見ることも多いだろう。

自分も、SDGsについてかじっている身なので、少しその話をしたい。

 

「持続可能な開発目標」とか「国連の定めた持続可能な世界のための17の目標」などと言われたりするが、Sustainable Development Goalsの略でSDGsである。

この言葉、3, 4年前からビジネス、あるいはテレビなどでも多く出てきて、「目標Xの○○に貢献する」などと説明されつつ、社会に貢献すること、あるいは自然環境への負荷を減らしたもの、などが紹介されることが多い。

また「よく分からないけど、なんとなく書かれている17の言葉に沿ったことをやるのが良くて、社会的にプラスになることがSDGs」、と捉えられている節もある。

 

しかし、SDGsは何となくやってそれをPRする類のものではない。"2030年までに"、17のテーマに沿った"課題を解決する"、という、国連が発信する"世界レベル"の取組みであり、これらは明確な目的と、可能な限り定量的な指標が必要なものである。

2030年までにそれぞれの課題に具体的な成果を出そう、というボーダレスの取組みのはずなのに、日本のごく一部で何か小さいことをやって、それがこのゴールに合致している、というこじ付けが多い。先進国は、主に地球環境問題を意識すべきで、関わる人も企業もまずは”持続可能”の意味を考えるところから始めるべき。(日本はジェンダー平等もできてないけど)

 

この言葉や概念が2015年にできた15年先を見据えたものであること(:時間的にはもう半分経過している)、17のゴールの中にさらに具体的な169のターゲット(個別目標)があることを知る人は少ない。また、日本で17のゴールのうち何が十分・良い方向性で、反対に何が未達で遅れているかを知る人も少ない。

例えば、4番目の「教育」に関するテーマは、日本では概ね満たされていて、義務教育や最低限の知識が身に着けられない途上国などの国がメインの課題であるが、国内の何らかの活動が「目標4に貢献する○○」、という話も出てきている。某、奨学金という名の学生ローンとか。

日本の就学率、識字率は十分高く、国内で何か小さいことをやっていても、それは違う、という話である。また、コンビニなんか17の目標に貢献するどころか、反することを沢山している。大量生産・大量消費によるエネルギーの浪費&ゴミ排出に、無理やりの24時間営業・長時間労働

 

このように、適当なラベリングをされていることが多いのだけど、正直、そのレベルの人がSDGsという言葉を口にするのが嫌い。「持続可能な社会構築のための2030年までの目標」という趣旨をどれだけ認識しているのか、と。

 

2030年までにその取り組みが不充分であれば、極端な話、社会は発展せず、人類は行き詰まりますよ、というところなんだけど、中途半端な取組や、そんなに重要でないゴールを持ち出している、なんちゃってSDGs、エセDGsが日本では多すぎる。イメージ先行で「エコ」「地球にやさしい」「CSR」という言葉が次々とあふれる国だから仕方ないのかな、とも思うけど。

日本企業もSDGsに本気なところは少なくて、これらのロゴを並べとけばイメージが上がるだろう、というところがホント多い。せめて2030年までのビジョンを出してほしい。

 

SDGsは突き詰めたら、資本主義の否定なんじゃないかと思うところもあるけど、今日はまとまらなくなるのでここで止めておきます。

何が言いたかったかということでは、2030年の社会について、今の延長線だとどう(悪く)なるか・改善するために今何をすべきかを考えないと、SDGsとは言えない、ということを主張しておきます。

 

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SDGsの17のロゴ・テーマ(英語)

2022年の展望

2021年はあっという間に終わってしまいました。

世の中としては、東京オリンピックは行われたけど、年の半分以上はコロナ禍で世の中がうまく回っていなかったと思います。

業務のリモート化、人々の生活の分断が随分進んでいき、人間関係や生きる目的の希薄化が増したなぁ、と。

 

今年はどうなるか。

現時点ではコロナのオミクロン株が増えているけど、今年前半は尾を引くのだろうかと思います。

あり得るシナリオとして、

・ 新型コロナの感染者は再度増えるが実際の被害はほとんどない。第6波は2月~3月にピークとなる。

・ 7月・8月に大雨被害、9月・10月に台風被害で比較的大きな被害が生じる。どちらかは関東平野で発生して、世の中が結構混乱する。(ここ数年は気候災害が多いけど、21年は偶然災害が少なかったと考えています。)

 

日本のことのみ考えても、結構大変な年になると思いますが、同時に、これまでの社会とは違う方向に進む必要があるかなと思っています。

いわゆるSDGsとかに繋がるんですが、「持続可能な目標」といった甘いイメージではなく「2030年(以降の世界)に向けて方向転換しないといけない」時期に来ています。

それができないと、2030年までに時限爆弾が炸裂する、という感じで、世界が強制的に方向転換されられるのかなと。その転換期が、今年あるいは来年起きる気がします。

 

現代人にとって、生きる意味が変わらないといけない気がしてますが、さて、どうなるか。

衆院選総括(答え合わせ)

いやー、予想外れましたね。与党はさほど減らさず、野党は維新が躍進。

自分は国民の意識の結果として、与党が少し減り、その受け皿が立憲・維新・共産になる、と考えていて、前回予測したのですが、大外れ。メディアが情勢予測していたのも外れまくってたので仕方ないですね。

 

それでは、各党単位で総括します。

自民:深夜にどんどん接戦区の勝ちを決め、絶対安定多数(261)というのは、もう勝ちと言えるものですね。過半数取れれば負けではない、って感じだったはずなので。地方(農村部)でも相変わらず強いです。甘利さんが選挙区で負けたのと、革新的と見られる若い人がかなり勝っていたのが印象的でした。今年はバタバタでしょうが、来年の参院選までは岸田さんも安心して総理職務められると思うので、頑張ってください。

公明:議席増、選挙区もすべて勝ち残り、選挙で負けない公明党、というイメージがそのままです。前回より比例の得票数も増えていたというのにびっくりですが、れいわ新選組から1議席プレゼントされるという奇跡も(後述)。某組織の組織力はさすがで、今後も投票率がさほど高まらない限りは、公明は盤石ですね。

立憲:テレビ局の午後8時時点の予測が全然当たらず、100にも届かない大負け。共産との組み方が悪かったのと、党首や幹部の主張が自民・政権批判に偏りすぎなのではというのが明らかに。比例が伸びず、枝野さんが深夜まで自身の選挙区の確保が明確にならないというのは、引っ張っていける存在でないという人が多い裏返しなので、今後トップを変えて態勢立て直してほしいものです。

維新:予想が保有議席の3倍程度と思ったら4倍に。大阪の小選挙区で自民他に完勝で、各地の比例も伸びる結果になり、与党批判の受け皿がほぼすべてこっちに来た、って形でした。共産と近づいた立憲には入れたくない、というリベラルな人が「維新」って書いてたのでしょうね。ただ、維新は勢いやキャプテンシーはすごいけど議員の質がすごくばらつき、問題が発生することもあるので、気を付けてほしいと思うところです。

国民:予測では現状維持程度でしたが、少し増やす結果に。確かに、野党として一番地に足つけている感じでした。そもそもの勢力が野党の離合集散の結果小さくなり、選挙としては戦いづらかったでしょう。そんな中、玉木さんは話も明瞭でわかりやすく、よく頑張りました。次回参院選は今回よりやりやすくなるはずなので、どうなるか見守りたいです。

共産:立憲同様、議席が減るというちょっと予想外の結果に。立憲寄りの人が他に流れたのと同様、共産寄りの人も一部維新やれいわに流れてしまったのか・・・、という状況。立憲が勝ったら共産はどうするのか、というのが見えなかったり、従来の主張を抑えた発言もあったせいかなと。共産は、政権交代や閣外協力を選挙で言うべきではなかったのだと思います。

れいわ:数が2以上にはならないと思っていたので、30日はその他扱いしちゃいましたが、3議席獲得、さらに本来は4議席だったという大躍進。党は山本太郎頼みで少々極端な主張ですが、市民はこれくらい言いたいって人もそこそこいたんでしょうね。
なお、東海ブロックで比例名簿に載せていた人が全員供託金ボッシュート!(10%未満の得票率)という、とても痛い失敗のせいで次点の公明に貴重な1議席を献上してしまいました。(誰か、自分が金払うから名簿に載せてくれ、っていう目聡い人がいたら、晴れて国会議員に成れていたという・・・(笑))

 

全体的には、立憲・共産の策が完全に外れ国民の支持を失ったという形ですかね。共闘はいいにしても、政権を取ったらの話までしても、取らぬ狸がいいところで、今回の選挙で野党がひっくり返すことはほぼあり得なかったのに。「立憲共産党だ」と思って入れたくないと感じた人も実際のところ多かったのでしょう。批判しまくっていた菅首相が降りられたのも誤算だったんでしょうが。

本来は、敵の敵は味方、って理論で、共産(/立憲)と組むがこれは自民政権と戦うためであり、自民の過半数割れを目指し自党の意見を政策に反映させる、という主張をしていれば、両党にとってプラスに働いていたと思う。枝野さん・志位さんが仲良くする必要はなく、あくまで今回は共闘だ、と言えばよかったのに。

他方、自民党も順当というわけでもなく、実績ある人も力不足が言われると落ちていたりで、有権者もちゃんと見ているって感じでした。

 

少しの差が票数以上に議席に出る、小選挙区制の怖さが出たところだと思います。(日本は国民の意見が毎回よくぶれるので、あんまりいい制度とは思わないですね・・・。)

ちなみに自分は今回、小選挙区は自民の候補に入れ、比例区は「民主党」と書きました(笑)。積極的に入れたいところがなかった、というのが本音です。

コロナが落ち着いたので、ぜひ具体的な政策・議論を実施してくれるのを期待したいです。