深層シンリ×ハンター

思いつきとハンターハンターについて書くブログ

ウクライナ情勢の先

*今回の記事は妄言なので、現実性のない文章として読んでください。

 

ロシアのウクライナ侵攻から10日弱が経つけど、この戦争状態がいつまで続くか、どう終わるかが読めない。

世界の経済制裁パラリンピック除外など、経済・文化面でのロシア排除が進んでいるけど、それでこの侵攻が終わるか、と言うと難しいのでは。

むしろそういう面での圧力しか加えられないのは世界の限界を見せているし、ロシア側としてはウクライナの首都を落として政権崩壊させるしか手がなくなってしまうのではと思う。

(個人的には、プーチン政権に関連していないロシア国民が直接痛みを負う「制裁」は、実質独裁政権の国には通用しないし、国民を苦しめるだけではと思う。)

 

そして、怖いのは、ロシアが核を使うのではないかということ。

最悪、かつあり得るケースでは、ウクライナの攻撃に使うのではなく、直接欧米を狙うのでは、と考えている。(ウクライナでは、自国の地上部隊が展開していることを考えると安全に攻撃できる場所がなく、混乱が深まるのでないでしょう。)

 

狙うのが欧米という場合、直接都市を攻撃するのではなく、EMP攻撃という方法である。

 

EMPとは、Electro-Magnetic Pulse、電磁パルスのこと。

核ミサイルを使った方法では、大気圏より上で核爆発を起こすことで、大気中の磁場を狂わせ電磁波の異常を起こして、大電流が地上に向けて発生するという仕組み。この爆発では、地上の人間には直接には何の影響もないが、磁場・電波の異常は半径数百キロの円状に及び、そのエリアのあらゆる電化製品が一瞬にして壊れるという。

コンセントに繋がっていたらもちろん、通常状態のスマホなどもやられてしまうとのこと。

*太陽の異常でも起こりえる現象なので、興味ある人は調べてみてください。

 

自分の頭の中の想像だと、

アメリカの東海岸、西海岸上空に一発ずつ

・ロンドン~ブリュッセル間の上空(ドーバー海峡あたり)に一発

をほぼ同時に爆発させたら、欧米の社会がが一瞬でマヒして、おそらく現代の人々の生活も終焉となります。

軍事・基幹インフラはこれを想定して耐えられるかもしれませんが、市民生活が一気に産業革命前(日本だと江戸時代)レベルまで落ちます。もちろん全域がやられるわけではないけど、残った都市に人がなだれ込んでひどいことになるでしょう。(なお、車も電車も動かないと思います。)

 

通貨のデフォルトなど、政権やロシア国民の生活が保てないほどまで追いつめられた場合、地獄への道連れとするかの如く、この攻撃を欧米に対して仕掛ける可能性がある。

そんなことが起こったら、ロシアへの経済封鎖よりもはるかに大きな返り血となり、影響を受けた地域は1850年に戻るとともに、世界的にも資本主義・第二次大戦後の現代社会が終わるとも言えると思います。

 

もし攻撃を受けたら欧米が反撃してロシアが崩壊するからやるわけない、という考えもありますが、もしEMP攻撃が発生したら被害が甚大すぎて、関係国は兵力となる人員を全部人道支援・復旧に回さねばならない(電気も水も物流も全部止まるので、生存が危ぶまれます。)し、相手であるロシアは広大で、首領であるプーチンがいて軍の指揮系統が生きている限りは、戦争になってもすぐには終わらない。第二、第三の攻撃があるかも、と考えた場合、欧米側からうかつに反撃すらできない(すでに被害が甚大で、意味もないと思われる)。

 

ちなみにロシアからの攻撃方法としては、アメリカの両海岸には、原子力潜水艦2艦からのミサイルが1発ずつでよく、ヨーロッパでは、バルト三国南のロシア領地からミサイルを打つと、おそらく迎撃できないと思っております。

(核攻撃用の原潜が常に控えているのは知っているのですが、こういう形になるのかは勝手な想像なので、どなたか詳しい人いたら教えてほしいです。)

 

日本はどうなるかと言うと、おそらく大丈夫(攻撃を受けるか、という意味では)。
ロシアを攻撃するような戦力はないのと、近くに中国があるため、そこに直接影響が及ぶようなことはできないので、あくまで狙いは欧米になる。

 

世界経済、というか現代の人類が、現代的な生活をする地域ほど壊滅的な被害を受けることになるけど、そんなことにはならないでほしい。

そうなる前に誰かが止めるしかないんだけど、誰も猫に鈴をつけられず、止めることはできない状況が今の状態。

 

もちろんロシアをそのままにできないけど、主に欧米が、政権以外の部分にも圧力をかけ、ロシアの経済・人までを全否定して、ウクライナを支援することが必ずしもいい方向に導くとは思えない、ということを記録しておきます。