深層シンリ×ハンター

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衆院選議席予測(2021)

前触れもなんもなくですが、衆院選投票日の前日なので、議席予測をしてみます。

特に根拠はなく、ニュースを見た情報と直感ですが。

 

自民 228

公明  27

立憲 142

維新  33

国民   8

共産  17

その他 10

(合計 465議席

 

今回の選挙の特徴として、盛り上がりに欠けるように見えて、実は関心高く選挙に行く人も多い、逆に普段固定的に投票していた人の落ち込みもあるのでは、と思っていて、波乱の結果の選挙区も多いのでは、と。

やはりコロナの人々の生活への影響は大きかったし、政治に無関心だった人が投票に行くなど、行動を変える可能性は高い。逆に高齢者層は、コロナ禍でも生活面では不安と行動制限ぐらいしか影響を受けておらず、ワクチンも早くて生活へのデメリットは少なかったので、今までとさほど変わらない。多少政権不信があったり、コロナを意識して投票率が少し落ちる。

その結果としては、巷で言われているほど保守が議席を取れず、その分革新系=野党が増えると予想。自民は単独過半数割れ、とはいえ野党もそこまで伸びるわけではなく、政権は維持できる程度ではないかと。

閣僚や要職も落ちる人がいるんじゃないか、とは思ってます。某幹事長とか・・・。

 

あと、社会のコミュニケーションが減ったせいで、世の中の波が読めずに各メディアの事前予測はあまり当たらないのではないか。色々予想出てるけど、あんまり信頼できないなぁと思うところです(と言いつつ、トータルでは予想範囲内の数値かと)。

 

とりあえず答え合わせは明日以降、ということで。

ラグビーと野球の話ではない。

書きたいことはあれど、書く気力が出ずに久しぶりです。

 

今日は自民党総裁選でした。

1,2位が岸田vs河野になったら、まぁ岸田氏の勝ちになるな、とは思ったんですが、やはりその通りに。

河野vs高市だったら河野総裁も十分あり得たとは思います。

 

さて、決定後のコメントが面白かったので書き残しておきます。

岸田新総裁が最初の挨拶で、

「総裁選は終わりました。ノーサイドです。全員野球で自民党が一丸となって、衆院選、そして、参院選に臨んでいこうではありませんか」と言っていたのを生放送で聞いて、”どっちだよww”と突っ込んでしまいました。

 

ラグビーなのか、野球なのか。

 

試合終了と言いつつ、今からすぐ試合を始めるのか。

自民党って派閥で団結してやりあってて、それはこれからも続くのではないか。

 

生放送で見てたら、至ってまじめな発言なのに笑いすぎて、・・・疲れが吹っ飛びました!

ちなみに広島出身のカープファンとのことで、単にノーサイドラグビー用語って知らなかったのかな、と。

 

あと今日は、菅前総裁が、とっても覇気のある言葉で議員たちに呼びかけていたのを聞いて、

”あんた、そんな話し方できるなら首相としての記者会見で国民に対してやってくださいよ。(そうしたら総理続けられたのに。)”

って本気で思いました。官房長官時代から、ずっと棒読みのような、表情のない話し方ばかりだったので。

 

選挙(衆院選)だけ考えたら、岸田氏って今回の候補では一番弱い気もするんですが、11月に答え合わせができるので、楽しみです。

個人的には、その頃またコロナの波が来る気がしています。今が一番下がったと言えるのでは、と。

どういう気分で過ごせばいいのか

来週にはオリンピックが開幕するというけど、1年半前まではあったはずの盛り上げムードは皆無。

コロナのせいではあるけど、失政や判断ミスも大きい。

国も都もメディアも、国民がどう過ごし、五輪を楽しめばいいのか教えてくれない。自粛やら抑制を強いるのみ。

来週から2週間、よくわからない時間が過ぎていくんだろう…(少なくとも東京圏は)。

 

多くの競技で一番の大舞台なのに、静まり返った会場で、日本であることもほとんど感じられず、違和感を感じながら画面に見入るのかと。インタビューすら制限されるらしいし…。

市民の方は、抑制されたままの日常も続くし。

 

ちなみに自分は、五輪の東京招致には賛成でなかったです。

決まったのは7年前(2020年の)だけど、開催まで7年間、日本が大災害ない保証がないというのと、東京一極集中がさらに加速する、というのが主な理由。あとこの時期の日本はクソ暑い。

リスク自体は感じてたので、五輪まで、地震起きないでくれよ・・・と思っていました。ただまさか、こんなに面倒なウイルスで最悪な形になるとは、思わなかったけど。

 

とりあえず、早く何もかも終わって平常が戻ってほしいと思うところです。 

新型コロナに打ち負けた証の五輪

緊急事態宣言発令と、都内の五輪無観客が決まったそうです。

最悪、でも可能性の高いシナリオで考えた通りでした。

 

多くの人が慣れて動き回っていた結果だと思いますが、コロナ変異株のタチの悪さも出た感じで。初期型のままなら、こんなに増えなかったろうに…。

(ちなみに都(と沖縄)以外は結構少ないので、全体的にはコロナの感染力<人の注意力だと思います。)

 

この宣言で1兆円の経済損失が出るとの話もありました。飲食業、旅行業は最悪ですね。

 

日本全体的に、2年連続でただ暑いだけのつまらない夏になりそうですが、反対に、オリンピックは寒い感じになりそうですね。

すでに、日本選手に有利な環境でメダル連発だが盛り上がれない、と書いたけど、観客無しでは、もはやオリンピックの雰囲気すらないんだろうな、と。

スポーツ自体の良さは、楽しむ人がいてのものであり、ただ単に1位を目指すだけの競技は、個人が直接対決するタイプ以外は、ただの競技会となります。(一部、静寂な必要な競技もあるけど)

 

屋外種目はただ暑く、屋内種目は静まり返った中の競技、テレビを通してもつまらないのが目に見える。

ここまでしてやりたがった政治家や五輪関係者の人たち、何考えていたんだろう。

だからワクチンを都内に集中させろって言ったのに。なんで何の工夫も必死さもなく、ただ五輪に突き進んだの?

 

個人的には、観客はサッカー、野球や劇場と同レベルで考えればいいと思っていて、無観客は逆にやりすぎと思ってます。

今野球だって、それなりに観客を入れているが問題ないことは証明できているのに、わざわざ立派なハコを作ってそこに客も入れずに開催なんて、頭悪い。

だったらすべてのイベント開催をやめて、国民に10万配って五輪期間中は全部休日にしろって思う。

 

IOCアメリカの放送局だけがウハウハで、国も日本国民も得るものがなく負の遺産がたくさんの五輪となりました。

多くの人にとって、「東京2020」は忌まわしい記憶として残るんでしょうね。

 

自分も元々はオリンピックは楽しみにしていたので、残念です。

解除のその先に

本日21日より、東京、大阪の緊急事態宣言が解除され、まん延防止(等重点)措置に移行しましたね。

オリンピック約1か月前、いわゆる予定調和でした。

 

緊急事態解除自体は仕方ないと思う。強制措置がとれないし、我慢できない(orこんなのもう無視する)と営業している店が繁盛してしまっている状況では、正直者が馬鹿を見る状態。

酒の提供にかなりの制限を加えたうえで店の営業は認める、これは正しいかと思う。

一部の店に集まる方が拡散の危険が高いから。

 

「科学的根拠があるか」「8時などの時間制限に意味あるのか」という人、これはリスク低減の措置なんだから仕方ない。もちろん規制続けるのが疫学上ベストだが、世の中の多数が仕事が終わらないと酒が飲めない、夜になるとお腹が空いてくる、という状況だから、その時間帯に強力な制限を設け、リスクを下げるってこと。

そりゃ店ごとに最適解はあるだろうけど、その方程式を個別に解くことができないし、一番簡単な数式で出したのがこの状態なんでしょう。 

(牛丼屋、蕎麦屋とかは、酒以外制限なしで、何時まででもいいとは思うけど。)

飲食業が総崩れ状態で、これ以上やると不況を超えて戦時中のように産業が吹っ飛ぶわけで。

見えないしインフルエンザみたいに兆候もないでは、科学的に防ぐには、皆が2週間家にこもって一切外界と物理的に関わらないことくらいしか、防げる手段はないです。
(あとワクチン2回打って2週間後以降は、まず安心、のレベル。)

 

ただ、飲食店の多い大都市では、結局また感染者が増えるでしょうね。

都内ど真ん中に人が集まることは当分減りそうだけど、住民や酒提供の店の多い駅周辺とかが次は感染源になるかと。結局は23区の外側・周辺が一番増えそう。

 

1か月後まで横ばいか増えるか…後者の可能性の方が高いと思います。

これから梅雨明けまでずっと雨が続いてくれるといいんですけどね…。

今は猶「戦時下」に在り

「私たちの力を結集すれば、必ずウイルスに勝つことができる。」

つい数日前、5月28日に菅首相が発した言葉。


そしてこちら。

「人類が新型コロナウイルス感染症に打ち勝った証しとして、完全な形で東京オリンピックパラリンピックを開催する…」

去年3月24日の当時の安倍首相の発言。

 

いま、見えない敵とは戦ってはいるが、ウイルスと戦っているという感覚はない。

いつ抑圧と我慢が終わるのか、その不安やストレスと戦っている。

 

両首相の言っていることは、正義は我にあり、鬼畜米英を倒し必ずこの戦争に勝利する、と言っている戦時下の首相と変わらない。

そして、オリンピック開催にこぎつけることが勝利と見なしている節があるが、とんでもない。

 

学童疎開のような学校一斉休校、防空頭巾のような布マスク、防空壕避難のようなリモートワーク、ぜいたくは敵だと同じ、無意味な百貨店・映画の休業要請強制。
(なんで同規模の電器店や劇場はいいんだ?)

アナログな施策ばっかり。一時期有用だと思ったCOCOAは数か月、何も機能していなかった。

 

生活のため働く必要のある現役世代は、ものすごく犠牲を払っている。

そのくせ、軍人、じゃなく与党や利権集団は何も対処できず、たいした犠牲も払っていない。医師会も、自分たちは安全なところで、公立病院が火の車になってるのを見てるだけ。

 

ウイルスが自然由来だとして「ウイルスに勝つ」なんて考え方自体が嫌いだが、比喩や団結のために「勝つ」とか言いたいなら、何が勝利かを教えて。

現役世代にウイルスを打ち終える時期、もしくは70%など安心できる度合いまでの目安がいつか、そうじゃないの?

少なくともメディアを通しては聞こえてこない。

マスク配って、不要不急の外出をやめてステイホームと言いつつ、そのゴールがどこにあるかが全く分からない。

 

都心でオリンピックを行い、そのど真ん中では老人たちにはワクチンを打つ中、ワクチンを打てばそこでまた働ける現役世代が、家にこもりつつ何とか仕事をこなさねばならない。もしくは危険を顧みず職場・現場に向かわねばならない。

…というのが2か月後の東京。どう考えてもおかしいでしょ。 

 

どうせなら、このコロナ禍を戦争に見立てて、戒厳令でも戦時体制でも取ればよかった。

どうやって陣地や人員を確保・配置するか(医療拠点、医療従事者)、
どう兵站をつなぐか(広域の救急体制整備)、
市民をどう守るか(給付金や生活支援)、
また市民はどうすればよいか(在宅しつつの生活維持)を指示する。
そのための法律や制度を作る。

また、海外からの防衛線を張り、物資は入れつつ、人の流入を防ぐ。

そしてワクチンで国内の守りを万全にする。

・・・ある意味緊急時の格好のシミュレーション・訓練になったはず。 

あと隔離や医療施設だって、自衛隊の敷地・人員を使ってもっと効率的にできたと思う。
(今ようやくワクチン接種に動員しているけどね。)

 

今思うのは、政治家(自民党政権)は非常時には全く役に立たない、ということ。

勝ってもいないのに戦時体制を緩めて(GO TOキャンペーン)、後から緊急事態宣言の乱発、国民に響かないメッセージを送り、淡々と、結集とか協力とか言っている。

「奇策や甘い読みは全部外れました、平和&欲ボケし過ぎて、何もできませんでした。」って感じ。

戦略も戦術も求心力もない。これじゃ戦いになりませんよ。あと、買収やらで国会議員何人辞めた?

昭和の政治家はまだ骨と真摯さがあったよ。今は困難を前にしてもまともに戦えず、自分の身が優先の老人が大半。もし戦争になったら、指揮官不在でひどいことになるな。 

 

さて、社会の方は夏まで苦しい状況が続き、9月頃にようやく、ワクチンが半分以上に行きわたって落ち着いてくるのかと思う。

オリンピックはやっても、一流選手が最高の場で戦う雰囲気にはならないだろう。
暑さと閉塞感に包まれたオリンピック。地の利のある日本がメダルラッシュ、バンザイ。。
これで、台風や洪水がこなきゃいいけど…。

 

五輪・パラ後の開催地はこんな感じかと。 :夏草や兵どもが夢の跡 (秋だけど)

 

愚痴になりかけているのでこの辺で止めますが、早く戦時下から解放されたい、という思いのまま書きました。

もはや我々一般市民の「勝利」は、衆院選総選挙で65歳以上のダメな国会議員を総取っ替えすることかな、と思うところです。

ワクチン接種とオリンピック

本日、東京(・大阪)ではワクチンの大規模接種が始まりました。

都心の大手町の周辺駅では、駅員や係員が多く道案内をしていましたよ。

 

さて、感染者数とワクチンとオリンピックの騒ぎで、ニュースやバラエティは持ち切り。

もう一年間こんな調子だから、すっかりテレビも首相や大臣のメッセージにも飽き飽きしました。

 

そんな中、21日に首相と都知事が会談しましたが、これはオリンピック開催決定のすり合わせと思うのが自然。

開催まであと60日。もう市民の声がどうなろうと延期や中止は無理でしょう。国内外にスポンサーも多くの利害関係者もいるので。

国民が不安を抱えたまま、平和の祭典の名のもとに、7月に急に国境が解放され、国際スポーツイベントが開かれることになります。

 

もし、本気で国民を納得させてやりたかったなら、もっとも人口密度・交通密度の高い東京都の住民全員に優先して五輪前にワクチンを打たせるべきだったのに、7月末まで各地、高齢者優先という政策(愚策)のせいで、まったく間に合わない状態。

東京都は全都道府県で「15~64歳人口の割合が最も高い」ので、逆に言うと、7月末時点で接種の割合は全国で最低になる。

さらに、経済が疲弊する中、オリンピック・パラリンピックという国民を見捨てたイベントが行われ、現役世代はその頃、ようやくワクチン接種の申し込みをして順番を待つことに。

 

東京が面で押さえられたら、東京経由で各地に広まる恐れはなかった。

ところが、なぜか全国一律に平等にワクチンを配って、現役世代には一向に回ってこない。

一刻も早くコロナを抑えるなら、大都市から優先すべきだった。ここは、政治決断すべきところだったのに、今年の総選挙を恐れた自民党にはそれができなかった。

 

おそらく最悪のムードでオリンピックが開催されるけど、大半の要因は政治の失敗。

65歳以上の人は正直おとなしくしていてほしかった、というのは、最初からの自分の意見。国会議員も、年寄りは必要ありません。

 

あと、メディアも心の中では五輪開催なのに、国民は殆ど支持していないので、中途半端に不安をあおる記事・番組ばかり。

4紙で60億円負担 大手新聞が東京五輪公式スポンサーの異常|野球|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

と、東京の新聞社とテレビ局はオリンピック中止されたら困るのですよ。

それを隠してるけど、与党と一蓮托生なんです。


…と、何を言ってももう仕方ないので、ワクチン接種がいきわたるまで、自分の身は自分で守りましょう。

 

そして、次の衆院選、もしくはその前の7月都議会議員選挙(まったく話題になってないけど、7月4日にあるんですよ)で、年配の人、無能な人には退場していただく心持ちで、我々愚民は投票しましょう。