解除のその先に
本日21日より、東京、大阪の緊急事態宣言が解除され、まん延防止(等重点)措置に移行しましたね。
オリンピック約1か月前、いわゆる予定調和でした。
緊急事態解除自体は仕方ないと思う。強制措置がとれないし、我慢できない(orこんなのもう無視する)と営業している店が繁盛してしまっている状況では、正直者が馬鹿を見る状態。
酒の提供にかなりの制限を加えたうえで店の営業は認める、これは正しいかと思う。
一部の店に集まる方が拡散の危険が高いから。
「科学的根拠があるか」「8時などの時間制限に意味あるのか」という人、これはリスク低減の措置なんだから仕方ない。もちろん規制続けるのが疫学上ベストだが、世の中の多数が仕事が終わらないと酒が飲めない、夜になるとお腹が空いてくる、という状況だから、その時間帯に強力な制限を設け、リスクを下げるってこと。
そりゃ店ごとに最適解はあるだろうけど、その方程式を個別に解くことができないし、一番簡単な数式で出したのがこの状態なんでしょう。
(牛丼屋、蕎麦屋とかは、酒以外制限なしで、何時まででもいいとは思うけど。)
飲食業が総崩れ状態で、これ以上やると不況を超えて戦時中のように産業が吹っ飛ぶわけで。
見えないしインフルエンザみたいに兆候もないでは、科学的に防ぐには、皆が2週間家にこもって一切外界と物理的に関わらないことくらいしか、防げる手段はないです。
(あとワクチン2回打って2週間後以降は、まず安心、のレベル。)
ただ、飲食店の多い大都市では、結局また感染者が増えるでしょうね。
都内ど真ん中に人が集まることは当分減りそうだけど、住民や酒提供の店の多い駅周辺とかが次は感染源になるかと。結局は23区の外側・周辺が一番増えそう。
1か月後まで横ばいか増えるか…後者の可能性の方が高いと思います。
これから梅雨明けまでずっと雨が続いてくれるといいんですけどね…。